◾️人と空間に触れて磨いてゆく

2026.10.10[sat.]

本日は都合によりレッスンは休講です。

三連休の始まり、素晴らしい秋晴れの空に恵まれて。

いよいよ発表会3週間前を迎えました。

不思議な感情が入り混じります。

今年は、とりわけ生徒の皆様から、「◯◯で練習してきた」「◯◯で練習するのに予約をしてみました。」、「友人の家に生ピアノがあるので、弾かせてもらいに行った」、「◯◯さんたちと集まって弾き合い会をした」、などなど、ご自宅で黙々と、だけでなく、積極的に、別の空間やストリートピアノ、そして人との出逢い、偶然な人との繋がり、偶然な生徒様同士の繋がりを感じながら、皆様が発表会に向けて練習に向き合われている様子がよく聞こえてきます。

これまであまりそうした行動を耳にしたことのなかった生徒様からも♫

春に開催した弾き合い会の地で、当教室に通う生徒様にばったりお会いした話もぽつりぽつりと。

そして一期一会な出逢いで、同じようにどこかでピアノを習われていて、生徒様の演奏に興味を示してくださり、発表会のチラシをお渡しした、というエピソードも。

嬉しいなぁ。

自分の演奏とこんなに深く向き合っていること。

日常のレッスンライフと比べてとにかく色濃い時間の積み重ねとなっているはずです。

そして何よりも、目標に向かって頑張っている時、人との繋がり、支え、刺激は大きな存在であること。

私もいつも毎年そう思いながら駆け抜けています。

ただ1人で黙々と練習するピアノではありますが、だからこそ、だって音楽は人と空間と心を彩るためのツールなのですから、色んな場所で、その空間と、そして人と、ほんの一瞬でも心を通わせる機会が多い方が、必ず音楽と向き合う上で心の糧になります。

読み終えた一冊。

最後にこんなお話が書いてありました。

「美意識」

《美》における好みとは。

美についての感性は、人間誰しもが持っているもの。でも何を美しい・良いと思うかは、趣味の傾向として人それぞれ、文化的水準によっても左右される、とのこと。

それでも音楽を伝える、教えるためには、自分自身が趣味の良さ、美的感覚を磨いてゆくことはとても大事という話。

日常の中で、五感で感じるものも、美しいと思えることやモノを心で感じて、自分がそれを表現できるよう常に磨いてゆかなければ、良い音楽を求めて、そしてレッスンを受ける人へと伝えることはできないのだ、と。

楽譜の前にただ座って鍵盤をなぞっているだけでは、習得できない美的センス。

それは日々の暮らしの中で、小さな変化や風情に繊細に心を向けられる感性を持てるよう意識したいものです。

そのための、一歩にあるのも、人との繋がりな気もしています。

生徒様一人一人、ご自分で選んだ音楽と心に向き合う今。

みなさん、本当にキラキラしています。

とにかく素晴らしい1日を迎えたいな、と心はドキドキわくわく、そして不安と怖さも入り混じって。

それ自体が、素晴らしい人生体験だと思って。

今日も心の中で、皆様一人一人にエールを送ります。

本番そのもの出来以上に、今すでに素晴らしい糧となる時間の積み重ねをしていること。

発表会当日はそんな思いで一人一人へ拍手を贈りたいです。

それでは今日も素敵なピアノライフを!

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