◾️発表会の曲[42]

2026.10.9[fri.]

本日も素晴らしい秋晴れで迎えました。

発表会の曲紹介もカウントダウンです。それではまいりましょう。

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毎週月・水・金・日曜日に更新♫

発表会開催までの道のりと共に、52名のご出演者の皆様の演奏曲目を紹介してまいります。

ご出演者の皆様が選んだ音楽に、私なりの視点で向き合いながら、そして演奏される生徒様へ想いを寄せて紹介してまいります。初出演の方から出演回数順にご紹介してまいります。

※当日のプログラムにて変更となる場合もございますのでご了承ください。

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今日はジャズのスタンダードナンバーを、今大活躍のピアニストが素敵にアレンジした一曲・・・

G.ガーシュウィン(角野隼斗 編曲)

「10 levels of “I got rhythm”

〜10のレベルのアイ・ガット・リズム変奏曲〜」

ガーシュウィンといえば、「ラプソディ・イン・ブルー」や「パリのアメリカ人」が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

近年でいうと、漫画、ドラマ、アニメでお馴染み『のだめカンタービレ』で「ラプソディ・イン・ブルー」は更に有名になった曲ではないでしょうか♫

1900年代初めに活躍したアメリカ生まれの作曲家。

実は38年と短い生涯の中で、ミュージカルや映画音楽を多く手がけた作曲家。

その数50作品、そして曲数にすると500曲ほど。

そしてジャズ界において数多くのスタンダードナンバーを世に残しました。

ガーシュウィンが最初に注目されたのは、こちらも名曲「スワニー」。アル・ジョルスンが歌って、大ヒット。

そんな彼が手がけたミュージカル作品『ガール・クレイジー』、その劇中歌の一つとして生まれたのが「I Got Rhythm」。

この曲の誕生と共に、演奏の構成パターンがジャズにおいて基本の定番パターンの一つとして根付いてゆきました。

それは“リズム・チェンジ”という演奏構成。

8小節のお決まりのコード進行を2回繰り返し、そこからまた別の8小節のコード進行を1回挟んで、もう一度最初のコード進行を8小節。そのお決まりのコード進行パターンに新しいメロディを乗せてゆくというスタイル。

ジャズを聴いているとこのパターンで演奏されている曲は私たちが耳にしている曲に当たり前のようにたくさんにあります。

そんな「I Got Rhythm」は、ガーシュウィンの作曲と共にガーシュウィンのお兄さんアイラが作詞として関わっています。

この曲は後に、ガーシュウィンによって「Variation on “I Got Rhythm”」というタイトルで、ピアノと管弦楽のための変奏曲として、拡張され編曲されました。

そしてお兄さんのアイラへと献呈されています。

そんなガーシュウィンの代表作となった「I Got Rhythm」をYouTuberとしても人気の異色のピアニスト角野隼斗さんが編曲。

彼にとって、変奏曲シリーズの第3弾として発表された作品。

その第1弾はモーツァルトの「きらきら星」。そして第2弾に「バースデー変奏曲」。

ゲームの世界のように、レベルがどんどん上がっていくような感覚で変奏していく作風がこのシリーズの特徴なのだとか。

聴いているだけでもそんな世界観に浸れて、楽しくわくわくする一曲に。

今回この曲を選ばれた生徒様。

2015年から、10回目のご出演です。

生徒様との出逢いは私にとって、そして当教室にとって忘れてはならない、原点の原点を知ってくださるような存在です。

今振り返ると、生徒様の暮らしの変化により、何度かレッスンライフに空白はありましたが、またご縁がある度に、当教室の扉を開けてくださり、今に至ります。

初めてお会いした年から気づけば16年の年月が流れていました。

そんな生徒様と迎える10回目の発表会。

この「I Got Rhythm」は兼ねてより“いつかは”と候補に挙げてくださっていた曲。

昨年、次の発表会は…と考える中で、「10回目に、10のレベル〜、今やるチャンスなのかも?!」と私からも背中を押したような♪

生徒様にとって、子供の頃にも習っていたピアノ。

新潟での生活を再スタートされていた頃に、当時私が勤めていた楽器店にて出逢ったレッスン。

「ジャズを色々弾いてみたい」

と16年前のその時から話してくださっていたことを改めて思い出します。

私もクラシック畑だった分、改めて学ぶことが多く、私のピアノライフにおいても、そして指導者としても、たくさんの彩りと成長のきっかけになった生徒様でもあります。

長いお付き合いでありながらも、当教室ではそれを感じさせないほど、いつもさりげなく寄り添ってくださり、それがなんともまた深い感謝で溢れます。

これまでもそうだったように、これからも新しい曲との出会いで、ピアノへ、音楽への喜びに満ちたピアノライフが新鮮でありますように、と願いながら。

どうか特別なステージで、一音一音楽しんで奏でられますように。

今年は特別に、大きな感謝でステージを見守りたいと思っています。

今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!

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