2026.10.11[sun.]
本日もすっきりと秋晴れ。
昨日の朝は家族の寝具を全て洗濯して、カラッと乾いてみんなが心地よく眠れたことだろう、と思いながら私も床につきました。
さて発表会の曲紹介も残り2週間となりました。
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毎週月・水・金・日曜日に更新♫
発表会開催までの道のりと共に、52名のご出演者の皆様の演奏曲目を紹介してまいります。
ご出演者の皆様が選んだ音楽に、私なりの視点で向き合いながら、そして演奏される生徒様へ想いを寄せて紹介してまいります。初出演の方から出演回数順にご紹介してまいります。
※当日のプログラムにて変更となる場合もございますのでご了承ください。
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今日はピアノのお稽古の過程でお馴染みの一曲を…
M.クレメンティ
「ソナチネ Op.36-3 第1楽章」
子供の頃、ピアノを習っていたご経験のある方々は、「ソナチネ」といって、思い浮かぶ作曲家の代表にクレメンティがいるのではないでしょうか。
クレメンティは、あのモーツァルトよりも少し早く生まれたイタリアの音楽家。

人生の多くをイギリスで過ごし、そして作曲家としてだけでなく、ピアニスト、教会の常任オルガニスト、教育者、楽譜出版業社、ピアノ製造業、とマルチに活躍していた実業家、まさに音楽業界にて成功を収めた人物。
モーツァルトやベートーヴェンも大きな影響を受けました。
そしてクレメンティといえば、同じくピアノ指導者としても活躍していたショパンが、弟子たちに「練習曲として」よく勧めていたのが、クレメンティの練習曲集。
この話を知って、数年前に私もクレメンティの練習曲集を手に取り、今も気まぐれではありますが練習のお供にしています。とっても良い練習曲集です。
そんなクレメンティはマルチに活躍しながらもやはり、ピアノの練習曲集の作曲において、後世のピアノ教育に大きな存在を残した人でありました。

練習曲といえば、ツェルニー先生、ブルグミュラー先生が挙がりますが、まさにその先駆者となった1人だったのでしょう。
クレメンティが生きた時代はまさにピアノという楽器が急速に進化した時代。
貴族家庭を中心にピアノが普及し、そして家庭教育が浸透してゆきました。
貴族たちは自宅でピアノを習うのが当たり前な時代。そんな貴族の子供たちのために、と書き上げたのが、この「ソナチネ 作品36」。
これは、「6つのソナチネ」と題してまとめられていたりします。
そんな6つのソナチネは、時代を超えて今もなお、ピアノレッスンのシーンで愛され親しまれる存在となっています。
6つのソナチネの中でも、この3番、そして1番も、抜粋してソナチネ曲集や、レッスン用にとまとめられたピアノ曲集に入っていたりする人気の一曲。
さぁ今回、そんなピアノレッスンのお供にと、時代を超えて親しまれ続ける名曲を選ばれた生徒様、今年11回目のご出演です。
当教室の誕生から、その歩みが軌道に乗り始めるそのスタートのような瞬間に出逢えた存在である生徒様。
新潟へと再び新しい環境の転機にて、改めてピアノライフを求めた2012年。
それまで暮らしていた地で、大人になってから初めてピアノをゼロから習われたという生徒様。
環境を変えてからも、「もう一度ピアノを」とふと探されて最初に目に止まったのがこのブログでした。
ブログからメッセージをくださったこと。
今でも懐かしく思い出します。
そして当教室にて偶然な人との繋がりがあり、今思えば、それは本当に必然なご縁だったのだろう、と思います。
10回目のご出演を迎えられた時、発表会後にてお会いしたときの言葉が忘れられません。
「何だかアスリートが金メダルを取った時の気分。“ここまでこれたのは私1人ではなく、周りの人たちの存在あって”みたいな・・・」
と。
“教室があって、そして先生との時間があって、そして仲間がいて、そして理解してくれる家族がいて。”
そんな感覚で。
これまでの14年間、生徒様にとっても様々な変化や節目を経て今があります。ピアノを変わらずに続けてこれたのは周りの存在あって。
私も深く深く、それは自分もそうだなぁ、と納得しました。
今年もまた1年こうしてピアノライフの時間を重ねられたこと、周りの存在に感謝を添えて、ステージに立っていただきたいと願い、私も生徒様のおかげで今があるということを胸におきながら最後までサポートしてまいりたいと思います。
今日は振替レッスン日。
素晴らしいレッスンライフとなりますように!


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