2026.10.5[mon.]
いよいよ発表会の曲紹介40回目となりました。
ついこの前、このコーナーを始めたばかりに思っていますが…、この日はまだまだ先のこと、と思っていましたが…。
それではまいりましょう。
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毎週月・水・金・日曜日に更新♫
発表会開催までの道のりと共に、52名のご出演者の皆様の演奏曲目を紹介してまいります。
ご出演者の皆様が選んだ音楽に、私なりの視点で向き合いながら、そして演奏される生徒様へ想いを寄せて紹介してまいります。初出演の方から出演回数順にご紹介してまいります。
※当日のプログラムにて変更となる場合もございますのでご了承ください。
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今日は、ピアノを習う生徒たち、そして指導者の方々へ愛されるピアノ曲集の作品から…
湯山昭
・「クリスタルなセレナーデ」
・「レモンスカッシュに浮かぶ月」
1974年、全音出版社より刊行された『お菓子の世界』というピアノ曲集は、大ベストセラーとなり、子供達を中心にピアノ教室においてお馴染み、そして今も変わらず愛され親しまれ続ける曲集です。
発表会の曲としても定番となっている作品がいくつかあります。
出版当時、そのきっかけは湯山さんが携わっていたNHK番組『ピアノのおけいこ』にて曲を書いていた頃、出版時より「お菓子だけの曲集をつくりませんか?」と声をかけられたことから、だったのだとか。
そこから30年以上経ち、2009年、湯山さんはその曲集の“姉妹版”をつくりました。
それが『音の星座』という28曲からなるピアノ曲集でした。
星をテーマに、宇宙、ファンタジーといった世界観を彩り豊かに宝石箱のように描いた作品。
湯山さんは、作曲の際、まずはタイトルから考えて、そのタイトルからイメージをし、譜面に向かうそうです。
昨日紹介した曲の映画作品の原作、住野よるさんの小説誕生までのやり方となんだか同じですね⭐︎
そんな湯山さんの豊かな想像力から生まれた作品の数々の中から、「クリスタルなセレナーデ」

夜に奏でる愛の歌、セレナーデ。
紺色の夜にクリスタルな光を七色に浴びながら、キラキラと舞う宝石のような旋律が浮かんだのでしょうか。
そして、「レモンスカッシュに浮かぶ月」

シュワシュワと気泡が昇ってゆく中に浮かぶレモン。それはまるで大空にうかぶ無数の星とお月様みたいだったのでしょうか。
この曲は、常にフレーズの中で旋律の音が上がってゆく感じがあります。それがまたのぼってゆく気泡のようで。
皆様はこの2つの曲を聴いて、どんな情景や空想の世界が広がりますか?
今回、この曲を選ばれた生徒様。
2017年から、10回目、連続のご出演です。
教室が信濃町へと移転してきて間もない頃、ご縁あって、当教室を訪れてくださいました。
あの時の光景、今も懐かしく、そして鮮明に思い出します。
教室がリニューアルオープンして、初めての訪問者だったのです。
「定年後に、ピアノを習おう」
そんな風に漠然と思っていたところ。
ご自身にとって、人との縁で巡り会えた音楽の景色、コンサートでの景色が、自然の引き寄せのように音楽のある生活を改めて身近に感じ、それまでもご家族のおかげでピアノはずっと身近な存在で、想い出も詰まっていたことと思います。
そんなある日、偶然にも教室の前を通ると、ピアノの音が聴こえてくる。
引き込まれるように当教室の玄関の前で足を止めていらしたこと。
今も生徒様と当時のことを思い出し、それは必然のようなタイミングだったのだろう、と話しては嬉しくなります。
一昨年の発表会にて、湯山さんの『お菓子の世界』から、一曲選ばれています。
想像力豊かな生徒様ですから、タイトルのある音楽を耳にしながら、いつも生徒様らしくハーモニーや旋律、リズムから色んなイメージが浮かんでくるのだと思います。
レモンスカッシュ。
クリスタル。
生徒様の心に描くその色と音の世界はどんな感じでしょうか。
レッスンライフ10年目。
今年まで欠かさずに発表会の景色にご一緒してくださりました。
感慨深いものです。
どうか今年も素晴らしい思い出の1ページが刻めますように祈り、感謝を込めて最後でサポートしてまいります。
今日も素敵なピアノライフを!


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