2026.7.15[wed.]
久しぶりに朝の明るい空を見たような気がします。
新潟の夏本番はもうすぐそこ。
7月もいよいよ折り返します。
昨日、いよいよ気持ちが固まって、ご自身の都合でレッスンの急遽のお休みの中、発表会のお申し込みだけは…とお渡しに玄関へときてくださった生徒様。
「先生ようやく気持ちが固まって・・・。」
と。
嬉しい。きっと2度目の今年の発表会も生徒様にとって素晴らしい体験と、時間の積み重ねになることと思っています。
そんな昨日、レッスン中に届いていた一通のLINE。
昨年から当たり前に「出る」と決めていらした生徒様から、あまりの忙しさに出演への心の揺らぎが綴られていました。
「でも、発表会に出た年はなにかと充実していたりピアノにもたくさん向き合えるので自分にとっては良いことばかりで・・・」
続けてそう加えて添えられていた想い。
お申し込みはまだお預かりしていないので、今週お会いするレッスンまでに必ず決断することを約束されました。
皆様がそうやって日々の環境や心情、ときには体調とも向き合い、自身のことだけでなく周りの環境や家族などのことと向き合いながら、発表会という目標を掲げて積み重ねる時間は、もちろん苦しさやもどかしさを抱えることもあるのです。
ですが不思議と、終わってみると、どんな本番の出来で迎え終わったとしても、きっと得られるものがあり、出てよかったんだなぁと思えると思います。
悔しさがあるならば、不思議と「次は」と考えていたり。
昨年もそれぞれに発表会前とその後に、色々なドラマがありました。
さて私も。

4ヶ月を経て、いよいよ、冒頭のページを開ける喜び
一番後ろの20ページ目から遡りながら暗譜をしてきましたが、改めて始めのページに目をやると、
Moderato e risoluto
中くらいの速さで そして 決然と
実は音楽用語の中でこの、「risoluto」という言葉と意味、結構好きです。
決然と。
冒頭の和音。
黒鍵もなく、すっきりとしたハーモニーがまた、決然と、にぴったり。
思い出すのはドビュッシーのアラベスク第1番の中間部分。

シャープ3つの調号で流れてきた旋律が、Risolutoと書かれた部分で全ての♯を無くして、急にぱっと白くすっきりしたイメージで和音を厚く重ねて旋律が広がってゆきます。
決意固まった。
すっきりと目の前の景色が晴れた。
そんなイメージで。
昨年からチャイコフスキーのソナタを弾くと決めていた私ですが、今のこのタイミングを想い、昨日のブログの話ではないですが、色んな土台づくりに試行錯誤しながら、15周年を迎えるその瞬間と、これまで歩みを振り返り、積み重ねてきた時間のおかげで今年の大きな舞台があること、迷いなく今日までの歩みに自信を持って、この冒頭部分のハーモニーを鳴り響かせ、表現したいな、と気持ちが高まりました。
暑くなる今日。
素晴らしいレッスンライフとなりますように!

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