2026.6.27[sat.]
昨日の雨の空から、一日のレッスン後の帰り、ほんの数分間だけ見れた空。

新海誠監督の映画の世界のような空でした。海岸線では写真を撮ってる人がたくさん。
ほんの一瞬でも変わってゆく空。湿度と光の絶妙な交わりで、奇跡の瞬間、地球に産まれて良かったなぁと拝みたくなります。
そんな昨日の帰路、その空を堪能しながら、ある生徒様との昨日のレッスンを振り返って聴いた一曲。
Mrs.GREEN APPLEの「Soranji」。
改めて歌詞を確認したくなって車でかけながら。
昨日、レッスンに来てくださりピアノに楽譜を並べながら、
「そういえば、今日、母の命日だったなぁ、って。ここに来る道中、お花屋さんを見て思い出して。」
と生徒様から一言。
お母様が好きな向日葵のお話。ずっと覚えています。
生徒様は昨日のその日が来るまで落ち着いて過ごしていたご自分にふと気づいたとのこと。
というのは、それまでは6月がくるのが“なんだか苦しかった”、と。
10年前、2016年の6月終わり、ご縁あって当教室へレッスンのお問い合わせをくださり、体験レッスンにてお会いした生徒様です。
その直後に突然のお母様との別れ。
我が家の末っ子次女が産まれた年でありまして、生徒様にもちょうど同じ学年になる娘様が産まれていたという偶然と親近感。
世代も一緒で。
新しいご縁にドキドキしながら、ピアノライフのスタートを約束したタイミングでの出来事。
それから、他愛もない話となるとよくご家族の話になり、そしてお母様の話を何度もしてくださりました。
涙を溜めながら話すこともたくさんありました。
6月がくると、その感情が月日を経てもまた同じようにやってくる。
それでも10年の時を経た今、“落ち着いて迎えられている自分”に、時間の重なりと共に、その環境に慣れることができたんだ、と実感されていました。
そんな生徒様と兼ねてより練習を重ねてきた「Soranji」。いよいよ完成が見えてきて、昨日はそんなお話の後に、初めてペダリングの確認と共に通して弾いてみました。
ご自身がふと「良いなぁ」と選んでくださった曲でしたが、昨日のその日を迎えて、感情と向き合って、曲に心を向けると、偶然か必然か、その曲は“命の尊さや愛”をうたった曲でした。
作者であるボーカルの大森くんは、
生きる事への探究、深淵に触れるような感覚で曲をつくることができた。皆さん自身が歩んできた人生に、必ずどこかでリンクして、寄り添えるような作品になれたのでは。
と話していたそうな。
一歩ずつでいいからさ
何気ない今日をただ愛してほしい
曲の最後に出てくるフレーズ。
生徒様のお母様が、天からそう言葉を添えてくれているかのように感じて、私の方が運転しながらジーンときてしまいました。
生徒様がレッスンに通い始めてくださったこと。
そこには娘さまの誕生とお仕事復帰との巡り合わせがきっかけの一つにありました。
私も同じようにその頃に3度目の出産を経て、産まれてくることの奇跡を改めて深く深く感じていた年だったのですが、生徒様にとってもきっと、その瞬間、ご自身が母になられたことはきっと奇跡のような人生の一コマだったはず。
こうしてレッスンにて出逢えて、10年目の大切な節目の日をレッスンの日にてお会いできたこともなんだか奇跡のような1日。
お母様の別れと共に始まったピアノライフ。
だからこそ、ピアノの時間、レッスンへ運ぶ時間に、ふと思い出してくださるお母様との時間や思い出、出来事が心に蘇るんだろうなぁ、と感じます。
いつかお願いした《生徒様の声》という当教室のホームページにて掲載している記事の寄稿にて、綴ってくださった言葉を思い出します。
“気づけば、私の人生に寄り添ってくれるピアノライフになりました。”
これからも、そんな風にまた時間を積み重ねてピアノライフを人生と共に私もご一緒できたらと感謝を込めて願いたいです。
ありがとうございます。
そして、お母様にも、静かに心の中で合掌。
「教室との出会いがあり、いつもお話伺ってます。ありがとうございます。」
そんな気持ちで。
11年目のピアノライフが生徒様とスタートしました。
余談ですが近々会う幼馴染へ・・・念願かなって新居完成とのことで。お祝いに選んだのは、私も自宅完成の時に人からいただいて嬉しかった栗原はるみさんのキッチングッズ。

そしたらなんと包装紙の可愛いこと。お料理レシピがずらり。
これは新居訪問と共に渡すのが楽しみです。
今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!

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