2026.6.21[sun.]
新潟も梅雨入り。いかにもな大粒の雨が降り続ける日曜日となりました。
昨日、いよいよ湿度も65%超えになってきたので、除湿機稼働。
身体に堪える季節がやってきました。
昨日は、急なお休みの枠もあったので、不思議なほどに発表会を意識しているこの時期はピアノを弾きたいと気持ちも前のめり、時間を惜しんで音に向き合いました。

6月末目標のところの完全な暗譜まで8割強、といったところ。
そんな昨日のレッスンでは、発表会や普段のレッスンでもうすっかり有難いことに何度と向き合わせていただいた曲がレッスンにて続いた瞬間がありました。
♩ショパンのバラード1番
♩リストの愛の夢第3番
♩リストのラ・カンパネラ
大人のピアノレッスンをさせていただくようになってから気づけばこの6月で18年になりましたが、とにかく色んなジャンル、色んな音楽の世界、アーティスト、作曲家の魅力に気づかせていただく18年で、きっとこれからも有り難くそんなピアノライフが待っているのだろうと想像しています。
それはやはり、皆様がご自身の心に響く音楽を求めて、そしてレッスンへと足を運んでくださるからです。
それでも、クラシックにおいてはとりわけ、私から選んだ曲でなくても、やはり名曲、傑作は、18年という年月と共に多くの生徒の皆様とのレッスンライフのおかげで何度も向き合わせていただくことが年々積み重なっています。
昨日のその3曲のうち、2曲は、数年前に弾いた曲を生徒様がそれぞれに「もう一度」と仰って向き合われ楽譜を開き、改めて一緒にレッスンにて一からさらい直しているところです。
つくづく思うのは、私自身も感じ方や捉え方、音楽に対して見える景色が変化しているということ。
それは、有難いことに今日までのレッスンライフを通して様々な音楽と、様々な生徒の皆様の感性や理想に向き合わせていただくおかげで、私もまた自分自身が様々な音楽を手に取りたくなり向き合うことが増え、それら全てが学びになっているという実感や体験から、今も進化の途中で皆様にアウトプットしているようなところがあります。
恥ずかしながら、数年ぶりに同じ曲を持ってきてくださる生徒様へ、当時のご本人の演奏がどうだったかは、年月と共に多少うろ覚えになります。
そして私自身がどんなことを伝えていたか、も。
それでもまた真っさらな気持ちで、一からさらう気持ちで、そしてそれでも生徒様の性質を受け入れながら、同じ曲だからどの生徒様とも同じように、とならない曲への向き合い方が自然と溢れます。
生徒様それぞれ同じ曲でも悩む箇所は違います。
もちろん難解な場所あるある、というのもあります。
色んな曲と向き合い、私自身も手に取り実践的に向き合いながら、進化してゆく途中でこうして名曲や傑作に何度もレッスンにて向き合えることは本当にありがたくて幸せな学びの積み重なりです。
ショパンのソナタや、ベートーヴェンの後期ソナタ、シューマンのソナタ、シューベルトの後期ソナタも、そしてドビュッシーやラヴェル、グラナドスといった音楽も、子供たちのレッスンだけだったら、きっと名曲集に入っている作品だけを手に取るくらいで、きっと向き合うことはレアかもしれない、と思うと、本当に有難い学びです。
そしてまだまだ磨き続けなければ、生徒様とのレッスンでの充実や感動、もちろん信頼へと繋いでゆけないのだと思うと、「これでよし」と満足することには、ピアノの演奏においても指導においてもこの先も終わりはないのだな、と思います。
昨日の藤田真央さんの言葉を思い出しながら。
今日も素敵なピアノライフを!
