◾️再び手にして磨き、求める

春の陽気。

今朝の外は、ほんのり春の匂いを感じました。

夕方も明るい時間が増えてきて、本当に有り難く思います。

昨日の18:00すぎ。

昨日は午前のレッスンを済ませて帰宅。

毎年暮れになると1年間に収めた家族の写真をまとめてフォトブックにしていたのですが、きっと年賀状仕舞いをしたタイミングですっかり年末の恒例作業のようだった写真整理もどこかへ飛んでしまっていたようで。

2023年で止まっていました。

2025年末までの2年分を整理して。

私よりも主人の方が家族の写真を小まめに撮り収めています。

なので主人からこれまでの分をいつも送ってもらいます。

それにしても、子供の成長と共に、写真を撮る枚数というのは減ったものだなぁ、と。

それでも成長記録のように。写真は自分が覚えていなくてもその瞬間があったことをいつでも認識させてくれます。

だから捨てられないんだよなぁ、とアルバムが一冊増えるたびに葛藤します。

またひとつ整頓完了。

この瞬間がなんだか清々しいです。

溜まっていたものを整頓する。

溜まっていたものを手放す時も、新しく手に入れる時も、その時の感情はなんともすっきりします。

何か考え事があっても、悩ましいことがあっても、そんな時こそ身の回りを整頓する、時には掃く、磨く。

それで心のバランスを取っているようです。

春に向けて、また一つ心軽やかになりそうです。

さてそんな昨日のレッスンにて、いよいよ発表会の曲へとスタートの日を迎えた生徒様とのレッスンがありました。

今年の発表会の曲。

生徒様にとって、「もう一度向き合って完成させたい」と兼ねてより願っていた曲。

4年前に演奏した「ラ・カンパネラ」にリトライ、です。

実は私も強く生徒様へそれを願っていました。

そして生徒様のおかげで人生で初めてまじまじとカンパネラに向き合えたこと。大きな学びとなりました。

今回、生徒様自ら楽譜の選び直しからスタート。

当初はピアノ名曲集に入っていた楽譜を使用していましたし、私もそれでまずは演奏を実現しよう、と生徒様の背中を押していました。

今回は楽譜を見比べながら、指使い、そして右手と左手が担う旋律についての記載の違い。

そういったところを一緒に確認しながら、一つ一つしっくりくるもの、そして“なぜそう記されているか”を理解しながらこれまでの弾き方と新しい弾き方を吟味し選択して、土台を固めてゆこうと思います。

すっかりこうして、長く通ってくださる生徒の皆様がお一人お一人増えてゆく分、「あの曲をもう一度」の機会に向き合わせていただくことが多くなりました。

数年前の自分の解釈、初めて向き合った曲だと尚更。

私自身もドキドキしながら楽譜に書かれたメッセージを紐解き、その生徒様へとアドバイスしてきました。

そこからまた当教室に通う生徒の皆様のレッスンの数だけ音楽との出逢いと再会があり、その分学びがあり、発見があり、それを経てまた、同じ曲にふと向き合うと、伝えられるものの引き出しも、見えるもの感じるものへの解釈も広がっていることを自覚します。

大人のピアノレッスン。

とにかく私がまだ手にしたことのない曲、まだ憧れのまま楽譜を開かずにいた曲にたくさん出逢わせていただけます。

それがとにかく感動と学びの繰り返しで。

「あれ、今日伝えたこと本当に合っていたかな」

自信が持てなくなり調べることもあります。

レッスンのその時にご一緒に調べることも。

たとえ同じカンパネラを他の生徒様とレッスンした経験がなくても、他の様々な音楽との学びを通して、そして例えば同じ作曲家リストの曲を通して、それ以上に多くの作曲家の作品を通して、「あぁ、こういう弾き方もある。こういう解釈か。」といろいろ知ることで、また他の作品でも活かせることがたくさんあります。

あとは何よりもやはり、“弾けるようになるには”と、ピアノを弾くということの基本を伝えられるように、どんな音楽でも一緒でそれをしっかりと伝えること。

皆様の憧れや想いを寄せる一曲をどうしたら心地よく弾けるようになるか。

皆様それぞれに選ぶとっておきの音楽と真摯に、そして愛を持って向き合いたいなぁと思います。

4年ぶりのリトライ。

再び手にして、磨きをかけ、今だからこそ更に求めて、必ず素晴らしい進化と景色を感じて演奏を自分のものにできますよう、私も情をこめて向き合いたいと思います。

本日土曜日レッスン、予定では余裕あるスケジュールだったのですが結果9:15〜18:15まで埋まっております。

素晴らしいレッスンライフとなりますように!

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