2026.8.29[sat.]
どんよりな空と、ひんやりとした空気で8月最後の土曜日を迎えました。
すっかり寂しい。
それでもいよいよ、色んなスケジュールが入り始め、気持ちを引き締めております。
まずは昨日、いよいよ子供達の登校再開したことで、レッスン前に朝一でホールを借りて練習へ。
私個人的には、午前中の練習は苦手なのですが。
だからこそ、朝一番に、ばーんと弾いてみた時、どれだけのものが出し切れるのか。
それが今持っている自分の実力と練習成果なんだ、と受け止めるいい機会にと思っています。
発表会当日というのは、朝7時半過ぎに教室へ荷物をまとめに向かい、最後の練習をして、9時、会場設営から始まり、アシスタントの学生たちや、お世話になるカメラマン、調律師さん、お花屋さん達へ気持ちと心を向け、そして何よりご出演者の皆様一人一人へ、その日まで積み重ねてきた時間や日頃のレッスンライフに想いを寄せ、エールを送り、演奏を見守り、およそ6時間、心身共に周りへ目を向けた後に、自分がステージに立ち演奏をします。
その時は、心身共に疲労をかかえたコンディションなわけです。それを想定した練習をして現状を受け入れて次へと目指す訓練を毎年しています。
演奏活動を表立ってやられている方から見たら数少ないけれど、30年以上こうして毎年ステージで演奏し続けてきても、あの緊張に慣れることはありません。
緊張も、その時になってまた「あぁきたきた、これだ…」と心臓の音が響き渡る自分の身体を自覚します。
それでも、本番を経験することで、得られるものがあり、成長があり、何度とこれまで穴があったら入りたいような失敗も子供の頃から経験してきましたが、またピアノに向かい続けて、今に至ります。
そして、今、これだけ多くの生徒の皆様に集まっていただき、発表会をご一緒しながらも、やはり私もピアノへ憧れる1人として、目標をもって、挑戦をして、直向きに練習へ取り組み、演奏を磨くことを怠りたくないなぁ、いやむしろまだまだそうやっていきたいという想いが強いです。
昨日も教室へ戻り改善すべきポイントを書き込んだ確認。

発表会当日の行動から締めくくりの講師演奏まで。そのプレッシャーの中でどれだけ練習したものを本番に出し切れるかを日々の練習で試しながら、自分の理想と現状に向き合ってはまた練習を重ねる日々。
まだまだだなぁ・・・
と言いつつも、1ヶ月前に録音した時よりも、全体の流れは形になってきたことを昨日は自覚し、さらに細かなところを修正し、また磨いてゆきます。
次は9月末に予定しているホール練習に向けて。
9月7日、早くもりゅーとぴあにて最終打ち合わせに伺います。
そして9月9日から、教室マンションの外壁修繕工事が始まることに。
あと2.3名、プログラムのおおよその順番を伝え終えてませんので、承諾を得られたら、いよいよ校正。
発注にかけます。
それから細かな準備が続きます。
今年は15周年の節目に、どうしても想いを伝えたいご出演者の方々がいらっしゃいます。
それは毎年恒例のアレではなく。
そうやっていろいろ準備を自分の「やりたい」という思いで楽しみながら向き合い、そして日々、生徒の皆様の心の波と向き合い、いつも通りに通ってくださるご出演者以外の生徒の皆様へ、心乱れたコンディションとならぬよう感謝を込めてレッスンへと迎え入れ、そして向き合う。
その日々の中で、自分も憧れたピアノを弾く姿を求めて精進する。
レッスンライフで詰め込んで溜まってしまう感情は、家族がいるからこそ、休みの日には大いに気持ちを家族や家のことに向けて夢中になる。
それがまた気分転換になります。
その繰り返し。
「お母さん、忙しいそう。話しかけづらい。。」
と子供達に思われないよう、教室から帰ってきて車を降りたら、何食わぬ顔というか、家モードの顔で、私らしくひょうきんに向き合えるよう心がけます。
帰りが遅い日がある分、尚更。
「もう少し、早く帰ってあげたら?」
「私が子供の頃は、家に帰ると“おかえり”と言ってくれて母がいた」
そんな周りからの言葉は私には痛いほど刺さります。
いつか、12、3年前、長く通ってくださる生徒様からかけられた言葉を実はいつも胸に置いています。
「先生、一緒にいた時間の量じゃないのよ。どれだけ子供達に一生懸命向き合えたか。時間じゃなくて、想いの質だから。」
そう言ってくださった生徒様、今もお世話になっているお方です。ありがとうございます。
発表会まで、あと63日。
丁寧に、直向きに、感謝を込めて、そして生徒の皆様と私と、互いにパワーを与えあい、受けあいながら、素晴らしい1日の景色を目指します。
今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!
