2026.7.12[sun.]
じめじめの空気で迎えた日曜日。
昨日の埋まり続けたレッスンの一日を終えて、なんとも言えぬ充実感と疲労感で帰宅しました。
平日はその日の朝に掃除機や床の掃除、この時期はベランダの水やりをするのですが、土曜日はレッスンを全て終えてからやります。
1週間終えたぞ、と思いながら。カーテンを閉めてピアノの蓋を閉めたその空気感をほんの一瞬味わうのは土曜日だけです。
そしてその日のレッスンでの生徒様とのそれぞれの一コマを振り返りながら帰路に着きます。
昨日は、年に一度定期的に届く空気清浄機のフィルターも取り替えて、なんだかより一層すっきり完了。

空気清浄機としての存在感を出さないでいてくれるわりになかなかいい働き者で、本当に助かっている一台です。
さて今週も連日お申し込みをお預かりして、昨日までで40名のご出演予定となりました。
選曲を悩まれている方々からも決意の1枚を受け取ったり。
昨日ある生徒様からの一言を思い出します。
「先生のところに通って、発表会でも、ほんとに好きな曲をやらせてもらってるなぁと思います。」
子供の頃には発表会といえば、先生から選んでもらった曲を弾いていた、それが好きではない曲だった・・・、と振り返りながら。
私ももちろんそうでしたが、子供の頃に発表会で弾いた曲で「あの曲は本当に楽しく弾いたなぁ〜」という曲は、思い出すとほんのわずかです。
ベートーヴェンの悲愴1楽章とテンペストの3楽章くらいだったな。
いい曲〜楽しい。と思えたのは。
モーツァルトのソナタもシューベルトの即興曲も、バッハのイタリア協奏曲、シューマンの飛翔、ショパンのワルツ2番・・・様々にそれなりに名曲を与えてもらえた気がしますが、その当時はなんだかやらされているという感覚や、思うように弾けなかったトラウマばかりが蘇ります。
色々思い出しますが、今向き合えば、どれも良さを感じて、それこそ、生徒の皆様のおかげでそんな曲たちとレッスンにて再会をして、レッスンする立場として、もちろん昔教わった時の感覚や観点は一切頭にはチラつかせずに向き合わせていただいており、生徒様それぞれに想いを寄せて選ばれるわけですから、その情に乗っかり、そして弾けるようになるコツや解釈を追求できるようになって、不思議とそれらの音楽にまた私も心地よさと感動をおぼえ、名曲といわれるだけあるなぁ、とその良さに浸れます。
それはきっと、音楽に向き合っているよりも、生徒様それぞれのピアノライフに寄り添っているからこそ生まれる感情なのだろう、と今改めて思います。

本当に、おかげさまで色んな名曲、傑作、難曲に出逢わせていただいている大人のピアノレッスンです。
だからこそ、私も学びが絶えず、新しい気持ちで音楽と向き合い感動して、刺激を受けて、「あ、弾いてみたい。」とまた感情が湧き出てきます。
教えるという環境において、私自身が様々な音楽を手にすることが何よりもの学びのきっかけになっていて、そして不思議と色んな曲に「弾きたい」と思って、決して「弾かねば」と思わずに挑戦できているのも、大勢の生徒の皆様の音楽への想いと情に浸れているおかげです。
好きな曲を弾かせてもらえるレッスン。
それでも決して誤解にならないようにしたいのは、《基礎あって》であること。
有難い環境に私も日々感謝をして、また火曜日からのレッスンライフに私もパワーをもらい、エネルギーを注ぎます。
今日も素敵なピアノライフを!

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