2026.7.11[sat.]
7月2週目の土曜日レッスン、変わらずに満員御礼。
少しどんよりな空で迎えました。
私の暗譜スケジュール、いよいよ新たな暗譜の箇所はゴールが見えてきて来週にはつかめるのではないか、というところまできました。
楽譜のメモを遡れば2月中旬から暗譜を意識した練習を曲のクライマックスから始めていたのですが、途中のひと月は弾き合い会モードで違う曲に数曲のめり込み、チャイコフスキーのソナタは少々横に置いていた空白がありますが、そうだとして、正味4ヶ月ほどとして。
⇩
《2026年2月13日のブログ〜クライマックからの暗譜スタート〜》

それだけ時間がかかるんだ、と改めて納得。
今自分が置かれた環境と私の苦手な暗譜と練習ペースで20ページの曲を暗譜をするのには、それだけ時間が必要、でした。
「先生はすごいと思います。これだけの人数の生徒さんたちを見て、1人で発表会の準備をして、そして自分も演奏するのだから。」
今週、生徒の皆様から何度かかけていただいた言葉です。
そんなふうに心寄せてくださるだけで恐縮というか嬉しいというか。
それでも自分の練習を棚に上げるのは嫌だなぁと思います。
レッスンさせていただくからには…、というよりもレッスンライフの積み重ねの分だけ自分も学びがあり成長があるのが嬉しい。
発表会の企画も準備も、そしてピアノも、好きだからこそ向き合えるものなのだ、と認識しています。
それでもやはりそれに向き合うだけの時間と気力と体力が必要なことを実感しています。
昨年まで、自分自身がナーバスな感情や時間的な緊張と焦りを一瞬でもかかえると、それまでの自分の頑張りを思い出しては、「あのときあんな風にやり切ったのだから大丈夫」と言い聞かせていました。
特にその時に思い浮かべていたのは2014年の発表会。
臨月での開催となった時。
自分としては憧れと挑戦だったドビュッシーの「喜びの島」を手にして、どんどん弾けるようになってゆく過程が嬉しくて、暗譜も一苦労だったのですが年子育児の息子を抱えながらの妊婦生活はどう振り返っても一番しんどかったので、それでも達成できたことに自分で自分を褒めたくらいにして。
でも冷静に考えれば、あの時のご出演者数も、レッスンにおける生徒様の数もその分のレッスン数も今の半分といったところでした。
実家での同居を数年していたその時期で、母の手を借りていたことも本当に有難い環境にあったこと。
その時でも自分としては大変、と思っていたのですが。
今となっては子供達の成長を見ると、その頃はかけがえのない愛おしい想い出となってしまいました。
そしてなにより、41歳の今の私からみた29歳はうんと若かった。それは大きな体と脳みその違いがありそうです。
昨年からレッスンペースを《3回まで》と見直したのは大きな変化に思います。
いい意味で。
生徒の皆様によっては、はじめは間隔が空くことで、気持ちが緩んだりとそれが悩ましさになっていたこともあると思います。
それでも計画的に進めること、いつまでにという目標を一緒に確認すること、忘れないようにと楽譜に記すことが増えた、そんな風に意識を変えられるようになっているように思います。
そしてそのペースでお会いする方が生徒様それぞれの進歩を実感できます。
練習はそんなにすぐには成果は出ないことがたくさん。
そうした中でコツコツと続ける。
できるようになるためのコツやヒントをレッスンで教わり、実感してはまた練習に向き合う。
レッスンの間隔が空いてしまいながら昨日お会いした生徒様。
“発表会にと選んだ曲がどうも弾ける気がしない”と不安をかかえてレッスンへお越しくださいましたが、一緒にもう一度手取り足取りといったように音符に向き合うと、「すこし希望が見えた」と生徒様から一言。
お仕事しながら、そしてご家庭ありながら、いろんな感情も抱えながら、もちろん体調管理も、そんな中で向き合う生徒の皆様にとっての目標設定と練習には、その方の性質や状況に合わせながら、なるべく計画的に、そして妥協せず向き合うとろこは向き合って、それが生徒の皆様にとっても「弾けるようになった。素敵に弾けるようになった」と喜びに繋がることは大きな自信とモチベーションアップになります。
昨年の今頃と比べて、私自身の物理的、精神的な余裕が生まれたことで、自分の練習に対しても、生徒の皆様一人一人とのレッスン時間に対しても、心の向け方もそうですし集中を向けられるだけの余力が生まれました。
土曜日レッスンの時間枠自体に余裕が生まれるのはもう少し先かもしれませんが。。
練習というのは、時間をかけるもの。
それ相応の気力をかかえて。
それでも一つ一つ、弾けるようになってきた時の喜びはひとしお。
そしてそこまで向き合ってきた自分とその時間は美しいものとなって残ります。
今年も大勢のご出演者で迎えることになりそうな特別な発表会。
昨年に比べて、確実に集中を向けられている気がします。
ご出演者一人一人へも、そのように意識をして向き合ってまいりたいと思います。
今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!

コメントを残す