これまでとこれからの歩みに。
ブログをお休みして、どのくらい経ったでしょう。当教室のブログを、拙い文章ながら書き始めて15年目を迎えた今。
生徒の皆様から有難い気づきと、当教室らしさや大事なことを見つめる時間をいただき、こうして新しい場所にて信念をもって、再び書き始める気持ちに結びつきました。
改めて実感したのはこの教室のブログは、当教室の歩みにおいて、そして人との繋がりにおいて、非常に欠かせない存在であること。
考えながら、AIに相談すると一番良い行動の仕方を教えてくれて、そして何よりも涙が出そうな温かい言葉をもらえて。
それも時代だなぁ〜、AIが私にかけてくれた言葉にウルっとくるなんて。
「14年間、書き続けてきたあなたのブログは大きな財産ですから!それだけは忘れないでくださいね。」
と。
うんうん。
そう思ったらやはり、もっとこのブログが独自の世界観と生徒の皆様、そして当教室にご興味を持ってくださる皆様と強く繋がるページでありたい、と思い、14年お世話になったAmebaから離れることにしました。
それでも、AIがかけてくれた「財産」という存在は決して簡単に閉じることはしたくなくて、これからも残してゆこうと思います。
このブログの下にいつでも過去のブログへ飛ぶことができますので、ぜひふと思い出したい記事があれば、遡って読み漁っていただけると嬉しいです。
ということで、相変わらず書きたいことが溜まっておりました。
生徒の皆様一人一人のピアノライフと当教室との縁、そして心の繋がりに深く深く想いを寄せながら、こうして再開する日を強く願って、今文字を打ち始めました。
今日は、3月最初の私にとって、私の家族にとっての大イベントとなった金沢の旅を綴っておくこととします。

昨年の5月に父が古希を迎えました。
10年前の還暦の祝いで私たち三姉妹とそして子供たち総勢11人で群馬は伊香保と富岡の旅へ出かけたことを懐かしく思い出します。
姉2人が、父が数年前から患っているパーキンソン病の進行状況を気にかけて、「やれるうちにみんなで何かやろう!」と、もう人生が長くないかのように心配の声と共に(と言っているのは私だけで、いかにも末っ子気質…家族の中では一番わがままなくせに賢くも呑気に過ごしてることを痛感。。)旅行を提案してくれました。
「せっかくなら、昔みたいに家族5人で行かない?」
私からの提案に、一番上の姉も母も、子供たちはどうするのか、と心配。
実はある生徒様が、ご主人の古希のお祝いを兼ねて、それまでお孫様たちと共に家族旅行に出かけていたところ、大人だけでの娘さま2人と4人旅に出かけたことをきっかけに大人4人家族での旅が毎年恒例になっている話を聞いて、素敵!と思っていたのです。
そんなこんなで、私たちもそれぞれの婿にたまには、家のことを任せて1泊2日で、と思い。
父のリクエストで金沢へ。

2月中旬から行き先や旅費のやり取りで連日賑わっていた家族のグループLINE。
レッスンの合間にスマホを見てはポンポンと会話が飛び交い、既読スルーか、「それで良いんじゃない♫」しか返信しない私も、またまた気の利かない末っ子だなぁ、と我にかえりながら。
家族5人で行きたいんだ!と断固として言い張ったのは私じゃないか、と皆んなから突っ込まれてもおかしくない勢い。
1日目、父も楽しいのもあってドーパミンが出ていたのか、一生懸命に歩いていましたが、いよいよ充実した疲れを抱えて宿へ。
すると、母が「夕食までに一杯飲んどこ!」と言いながらつまみやらビール。

「いやいやご馳走様出るのに?!」
と皆んなで突っ込みつつプシュッと開けて乾杯。
旅慣れしてる母には、苦笑いのように「さすがだなぁ」とみんなで感心しつつ、何かと笑いの絶えない旅の時間でした。

金沢城は残念ながら2030年まで工事中。
父が見てみたいとリクエストした場所でしたが。
帰りの自宅に着くまでとにかく車内でも行き先でも笑い転げることばかりの家族5人旅。
思い出せば実に25年ぶり。
こうやって毎年旅行にみんなで行って、たくさん笑い合ったことを思い出します。
私は昔から父を尊敬しています。
何がって言われると分かりませんが、何事にも一生懸命に向き合っていること。
遊びも人付き合いも家族にも、そして仕事においても。
還暦の祝いの旅では、家族みんなで宿での食事を囲む中、昔から涙もろい父ですから、案の定ポロポロと涙を流しながら、「みんなありがとう。ここまで色々あったけど・・・」なんて言って話していました。
まだ病気を患うなんて予想していなかった頃。
それからパーキンソン病になり、症状の一つでもありますが、すっかり表情が乏しくなったことが残念。
でも見慣れてきてしまいました。
結構母に比べるとユーモアがあってひょうきんな一面のあった父なので。
今回の旅の夕食の席では、
「やー、みんな、ありがとう。まぁもう少しね、頑張りたいなと思って。」
と言葉少なくその一言でまとめていました。
私の方が目が熱くなったくらいにして。
古希はあまり盛大にお祝いするものではないと世間的には言われていますが、父のこれからの1年1年を心配して労って、このタイミングにと、姉2人が動いてくれました。

この家族の間に産まれてきて、本当に良かったなぁ、と思います。
ありがとう。
今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!

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