◾️課題と向き合う

3月のレッスン日も残り1日。

3月最後の日曜日は教室のことから、子供のこと、送迎、自分自身の用事までコンスタントに時間を刻んで終える日となりそうです。

昨日、楽譜をお忘れになった生徒様へ、レッスンにて課題としている箇所の原因と解決への道をキーワード程度に走り書きで記した楽譜の写真。

ショパンのワルツ4番。

出だしの素早い連打とアクセントや、左手のワルツのリズムが重たくなるところの原因。

私の楽譜に書き込んだので、それを忘れぬようにと生徒様からのご要望ですぐ写真にしてお送りしました。

弾きにくいところには何かしらの原因がある。

私は横からよーく皆様の手の動きを観察します。

時には体全体を見て、足元を見ることもあるくらい。

長年の訓練だね。

でまとめてしまわず、どうすると弾けるかをただ引いてみせるのではなく、言葉で示すことが必要な時がたくさんあります。

こういう風に弾くんですよ

は歌い方やニュアンス、テンポの揺らぎを伝える時には、目の前で弾いてみた方が分かりやすい時もあります。といってもそのイメージを、大人の生徒の皆様ですから日常の中で感じているものに例えて話すのがまたプラスになることもあります。

今弾けないところ。

弾くにくいところ。

必ず原因がある。それを追求して、解決に導ける瞬間は、わたしも生徒の皆様も自分自身の演奏に希望を感じます。

すぐには出来なくても、「こうすると変わる」を何度も頭と身体で感じながら落とし込む。

練習はその積み重ね。

時に回り道や、見つめるべきことを最初は意識してみたけど、どこか反れていってしまうこともあります。

昨日いらしたある生徒様。

「ちょっとメトロノームで練習をやってみたんです。」

と。以前より、「時々使うのも大事」と私からお伝えしていたワード。

メトロノームに合わせようと固執しすぎるのは良くないけれど。片手だけとメトロノーム、特に左手とメトロノームはわたし的にお勧め。

曲のノリや拍子を作り出しているのは左手が基本なので。

「メトロノームでやってみたんだけど〜…」

とテンポがずれていってしまう煩わしさと懸念から、その練習の仕方に目を瞑ってしまうこともあると思います。あまり拘って使い過ぎれば、テンポや拍子ばかりが気になって、最終的には味気のない音楽的とは離れた演奏に走ってしまうこともあります。

それでも音楽にはまず拍子があること。

それは心臓のように大事な、音楽が流れるための鼓動。

昨日の生徒様、メトロノームの練習をしてみられたのがしっかり分かるほど、ただ音符を追う、両手を合わせるだけで、その場その場の都合で弾きがちだった演奏が、土台にしっかりと乗った安定感のある演奏に変わっていました。

そこからまた作り出す音楽センスに繋げてゆけると、きっとバッチリ素敵になりそう♪

メトロノームが苦手という方は、自分の足や頭を振ってカウントしながら歌う訓練から始めてみて、そして鍵盤をなぞってみて。

身体で感じるのが一番人間らしく拍子に乗っているような気もします。

そんな昨日の夜に入っていた、ある生徒様からのメッセージ。

そうだそうだ♪

生徒様ともそんなお話をしました。

なかなか左手の動きに苦戦していたところ。すこしそこに時間がかかっていたので、「やはり拍子ありき」のお話を…

懲りずに伝えてみると、ご自宅で再び意識して向き合われたご様子。

ようやく前進。それだけで嬉しくなりました。

課題、改善点とどう向き合うか。

レッスンでそれを一人一人と考えながら、私もやっぱり自分に言い聞かせています。

はて、ちゃんと自分も出来ているのか?

だからこそ、私もピアノに向かう時間がまだまだ日々の中で必要としています。

この数年、一生懸命にピアノに向かわれる生徒の皆様の姿を感じれる瞬間が増えたような気がします。

諦めずにコツコツと。

それがまた長く通われる生徒の皆様にとっても刺激になっていたり。同じように更なる向上心で向き合われていたり。

互いに進歩を求めて、そしてその先の喜びと感動を掴んで。

私もその一人。

有難いピアノライフの流れです。

今日も素敵なピアノライフを!

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