◾️伸びやかな鳴りを目指す

寒いですが、春の雨の音で目が覚めました。

土曜日レッスン、本日も一コマ空きがありますが、9:15から18:15まで11名の生徒の皆様とレッスンです。

ブログのお引越しと共に再スタート、生徒の皆様からも温かい言葉をかけていただき、改めて当教室の大切なところを認識するきっかけになっています。

「先生、ブログ再開されたんですね。

朝、先生のブログを読むと、やっぱり心が潤うというか…」

「書いているのが人間なのかAIなのか分からない時代に、先生の人間らしい細やかな感情や愛を感じられる文章は貴重です。」

昨日は直接レッスンにて、またはLINEにてメッセージくださる1日となりました。

ありがとうございます。

長年お世話になったAmebaを離れてみようと思ったのは、もう少し当教室の独自の世界にしたかったということ。

Amebaという看板がどうしても付いてくる景色から、いよいよ離れて教室をもっとブランド化したかったのです。

当教室のブログから伝わるもの。

色々考え、調べて、Youtubeに頼り、AIに頼り・・

実はこの数日、画面を見過ぎで目がショボショボです。。。

パソコン関連に疎いので。

ということで、一から作り上げた独自ドメインのブログの完成。

なんだか、新しいステップに踏み込んでいるようで気持ちもすっきり、そして引き締まる想いです。

読んでくださる皆様がこのページを開いた時に、èmuneらしい世界観に浸りながら、私自身の手で書いた拙くもありますが心のままの文章を読んでいただけると嬉しいなと思いながら、連日四苦八苦して作りました。

「まだ寝ないのか?!」

と主人に突っ込まれつつ。夜な夜な。

はい、やっと完成。

そんな想いで清々しくこうしてまた文字を打っています。

さて今日は、“大きな音、強い音とは” について。

昨日レッスンにいらした生徒様と兼ねてより練習中のショパンの「軍隊ポロネーズ」での一コマ。

電子ピアノにもよくデモ演奏で搭載されているほど、まぁ名曲ですね。

この曲、ショパンにしてはラフマニノフみたいに和音の重なりが多く、低音の存在も色濃く、なかなか体力を使います。

が、

その力の掛け方を誤ると、手首の故障や腕の疲れに悩むばかりの練習過程になります。

生徒様とレッスンのたびに見直しているのが、手首や腕の軸、そして何より強く大きな音を出すには、鍵盤を強く打ち叩いたり、二の腕に力を入れて押さえ込むのではないということ。

椅子から立ち上がって、なるべく肩幅の位置にある和音で練習してみます。

fffと書かれた大きな強弱の四和音。

四和音はやはり難しい。

私も小さな手でそうやって鍵盤の上で四苦八苦してきた期間が長いので。

でも変えられたのです。

長年の経験もあるかもですが、それ以上に、鍵盤を押さえ込むことをやめたら、できるようになったのです。

だからこそ、生徒様の多くの方々にそれをレクチャーしたい想いが強いです。

立ちながら、自分の手を真上から楽に見下ろしてみましょう。

そして肩幅の位置にある四和音を定めて、ストンっと腕を下ろすように、指先がその重力を全て受け止めるように支えてあげるイメージで。

とても伸びやかな鳴りの大きな音が実現できます。

とくに軍隊ポロネーズは同じ音の連打が多く、そしてcresc.、だんだん大きくする箇所がいくつもあります。

その時も一つ一つ音を重ねるたび大きくしようと二の腕に力を込めてしまいがち。

鍵盤から離れる距離を上げてしまうと時間のロス、そして音が割れてしまいます。

手は常に鍵盤の近くに置いて、打鍵のスピードをだんだん上げていく。

昨日の生徒様も、レッスンを重ね、練習を重ねられて、一つ一つ前進しています。

まだまだ実現できるぞ!と嬉しくそしてわくわくしながら私も向き合っています。

立ちながら自分の腕の全ての重さを重力に任せて鍵盤に下ろしてみる。

ぜひ皆様もやってみてください。

数年前にレッスンにて演奏した「漆黒の黙示録」という曲を再び練習中のある生徒様も、まさに「大きな音を鳴りよく出すこと」を追求してきました。

今はいよいよ音楽的な話に。

レッスンライフ15年目に突入する生徒様。

好きな音楽に向き合うだけで楽しかったこれまでのピアノライフ。

今度は演奏の質を求めて好きな音楽と向き合って。

それがまた充実とモチベーションに繋がっているようです。

立ちながら、大きな音を出すコツとその練習。

ブラームスの小品集op.118の3番バラードを練習中の生徒様へもレクチャーした日がありました。

この曲こそ、三和音でスタッカートで激しく動きます。

その動きをどれだけ指や第二関節に圧をかけずに、腕に力を入れすぎずに、重力を意識して、そしてキレのある響きを出せるか。

そんなところをご一緒にマスター中。

私よりもうんとピアノ歴の長い生徒様ですが、幾つになってもそうやって進化する演奏に生徒様も私も喜びを抱えながら向き合える時間がまた嬉しく、私もまだまだ学びを止めないようにしなければとモチベーションアップに繋がっています。

そんな私もまだ進化の途中なので。

それでは今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!

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