先週に続いて再び素晴らしい快晴で迎えた日曜日。
今の季節は本当に清々しい気持ちになります。
庭のオオデマリが満開。

紫陽花のミニバージョンみたいで可愛い。
ハナミズキのピンク色も八重桜に次いで私の好きな花の色。

彩りをあちこちで感じれてとにかく嬉しい季節。
昨日の帰りはまた日が長くなっていることを実感した土曜日レッスンの帰り道。

1年間の半分以上はレッスン帰りは真っ暗ですが、こうして日の入り時刻の空の色を見れると、帰りの時間に1日の終わりを深く感じれて良いです。
これから発表会へ向かって皆様と歩んでゆく日々はまさにそうやって1日の終わりを、ひとつひとつ見て感じで刻んでゆく6ヶ月が始まるわけです。
そんな5月を間近に控えて、この3月下旬から4年ぶりにリストの「ラ・カンパネラ」に挑む生徒様との昨日のレッスンでふと思ったこと。
生徒様ご自身から、昨年より「来年はあの曲をもう一度磨き上げたい」と決意表明してくださり、兼ねてより“いつから練習再開するべきか”と話し合っていました。
そして楽譜をご自身でもう一度選定し直していざ練習再開!
出版社によって指番号や、両手それぞれの鍵盤の取り方の違いが数多く見られ、レッスンの度に1、2ページずつ、鍵盤をなぞりながらご一緒に確認し、決定してゆくレッスン。
そしてとにかく指使いを細かく決めて書き記してゆこうと話し合いながら、音符を眺め鍵盤をなぞる作業。これを曲の終わりまでとにかくやってしまおうと今レッスンを重ねています。特に意外と技巧的な右手ではなく左手の和音の運びの指使い。
「ここってどうやって弾いていたんだっけ?」
と互いに確認しながら。
そして恥ずかしながら「当時、私は何を伝えていたんだろう…」と自分のレッスンに自信を無くしそうになるほど、あの時伝えてきたことを一生懸命に思い出して向き合っております。
そんなことを素直に生徒様に話すと、
「あの時はたぶん、とにかく弾けるようにするには、って弾き方や流れのことに向けてたんだと思います」
と生徒様から。
そして、
「こういうところも指使いをなんとなくで弾いていたから曖昧なまま弾いてしまったんだろうと思います」
と。
こんなに音符があちこち踊り続けている楽譜にもっと指使いにシビアになっていなかったのだろうかと、反省する私。
実は私にとって初めてのレッスンだったカンパネラ。そして雲の上のように拝む存在だった一曲。
「私の手では弾けるものではない」
と決めつけていた一曲でした。
4年前、生徒様のおかげでこんなにまじまじと楽譜を眺める機会に巡り合えるとは、喜びに溢れて学ばせていただいたはず。
それからまた4年の時を経て、私もまた自分自身の練習と多くの生徒の皆様とのレッスンを経て、そして自らの学びを経て、ピアノを弾く上でのコツや基本、意識、練習方法の引き出しを少しずつ増やして、また楽譜の見方、見え方が変わってきていることを実感する日々です。
経験してみないと分からなかったこと。
そして経験して初めてまた見える景色があり、意識があり、そして変わってゆくこと。
「必ず前よりも良い演奏に繋げられますね!」
そんな風に昨日は生徒様と話しながら、レッスンを終えました。
大人のピアノレッスン。
とにかく私一人でピアノ人生を歩んでいたら出逢えないほどの数とジャンル、クラシックだけで見ても出逢えないテイストの曲、もちろん憧れのまま終わるだろうと思っていた曲に、有り難くも恐縮ながらレッスンにおいて向き合わせていただける日々が続いています。
音符とよく向き合う。
音楽を知る、学ぶ。
まだまだ学びは尽きず、でもそうやって「もう一度あの曲をレッスンで」と持ってきてくださると、私も生徒様も、進化している瞬間を感じれて嬉しくなります。
子供だけのピアノ教室では出逢えない定番外の音楽にたくさん向き合いながら、私も成長のきっかけになり、有難い幸せに繋がっています。
さぁ、今年の発表会、どんな曲がプログラムに並ぶのでしょうか。
こちらも、ご出演参加の案内配信まであと1週間です!
どうぞお楽しみに。
今日も素敵なピアノライフを!
