◾️時間と質

三連休明け、個人的には子供達の春休みも重なってか曜日感覚がズレております。

3月のレッスンも残り1週間。

昨日は次女の4度目のグレード試験。

本人にとってはこれまでで一番、練習時間を要したのでは。

普段なかなか練習を怠るので、先生から勧められるこの機会は発表会とのちょうど間にあって有難い縛りになっています。

まさに当教室の弾き合い会のように。

終わった後は「どこかカフェに行きたい」というので、「自分で頑張ったと言えるだけ向き合ったら行こう」と伝えて・・・

初めて入ったBitのカフェ。

季節のパフェをひとつ。

パフェが出てくる時のこの「わぁ〜♡」とウキウキする感覚は女子だけでしょうか。

便乗した長女もちゃっかり。

先週末のコンサート出演の労いを兼ねて、ということで。

これで今年度の家族それぞれの大きな目標、目的、やるべきことを無事に終えました。

その安堵か、昨日の自分のコンディション的にか、3月はあれこれ整えた月でもあったので、どっと疲れと開放感で、夕飯だけ真面目に手をかけて、その他洗濯やら色々な家事を諦めて眠りました。

さてそんな次女は久々に、本番の一つのミスを悔やんでいた様子。

今までのピアノライフで一番練習した証拠でしょう。

練習時間をどう作るかは、大人も子供も考え方次第で積み重ねの先の演奏の結果に繋がると思っています。

ながら練習や通し弾きを何度もするだけではダメ、ということも。

もちろん、どこまで求めるかによって、でもありますが。

先週、立て続けに、「普段の練習の向き合い方、時間の作り方、その時間の練習の順番」について生徒の皆様からご相談がありました。

“いつもこの流れでやるんだけど”

“毎日弾くようにしていたけど、弾けなくなる日が出てくると、どうした方が良いのか”

毎日だったとしても、週末だけだったとしても、そして数日おきだったり、数日ぶりだった時、いつもピアノに座ってからお馴染みの流れがある方、どれほどいらっしゃるでしょうか?

昨日のブログにてバッハのプレリュードについて綴りましたが、ピアニストもショパンの時代から今もきっと、「いつもまずはバッハから弾いて練習を始める」という方はきっと世の中に多くいるように思います。

あとは、ハノンから、という方もいらっしゃるでしょう。

《毎日》

どんな流れがあるにしても、間隔が空いたとしても、その時間にどれだけ、楽譜と音に向き合い、頭で考え、身体で考えて弾いているかを大切にしたいところ。

音符と睨めっこで黙々と反復。

そんな瞬間も、譜読み段階だとよくありますが。

時間の積み重ねも、ただただ積むだけではなく、質良く積んでゆくように。

私もすっかり火曜日から金曜日が主な練習期間という1週間の練習スケジュールになってから、全てやりたいことを一回の練習には盛り込めないので、いつも心掛けているのは、

欲張らず、確実に。

その日にできるようになるために、ではなく、出来るようになるために、今、どんな解決策を見つけて考えて鍵盤と向き合えているか。

そこからふと逃げ出して「はやく弾けるようになりたい!」と気持ちが前のめりになり、なんとなく感情のままに弾いてしまう瞬間もあり、そうすると、「あぁ今は良くない練習の向き合い方だった」と我に返って手を止めてみることも多々あります。

私なんかは、練習中、結構ぶつぶつ言って弾いています。

そんな風に言語化しつつ向き合うようになってからは、練習は長時間よりは、1日のうちに小刻みにやるのがまた良いんだ、と実感するようになり。

するといつの日だったか、ピアニスト横山幸雄さんもそんな風に語っていたことがあり、嬉しくなりました。

練習は、時間もだけれど、質の良い時間の積み重ね、インターバルが開くことがあるのなら尚更必要な感覚だと思っています。

今日は昨日の家事をサボった分、朝からせっせと雛人形の片付けから始まり動き回って一息、家族みんな済ませた後の一人遅い朝食。

そんな瞬間もなんか達成感のような至福と安堵の時間。

また明日からのレッスンライフに体力気力と感性を備えて臨めるようにパワーチャージしたいと思います。

今日も素敵なピアノライフを!

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