◾️思い出を預けて

気づけば5月最終週。

雨天順延で本日予定通り息子の中学校の体育祭。先週末の運動会代休の娘2人にとっては近々やってくる中学校生活の下見になって結果ちょうど良いタイミングとなりました。

昨日は母伝いで、叔母から「子供たちが前に使っていたキッチンセット、もし使わずに取ってあったら孫に使わせてもらえないか」という連絡。

どうぞどうぞあげる〜

と娘たち。

結構気に入っておままごと、ごっこ遊びに愛用しました。

落書きだらけになっていたので、娘たちが丁寧に消しゴムで落として、そしてペタペタっと貼られたシールをはいで。

彼女たちのお部屋としてはすっきり。

それでもリカちゃん人形やアンパンマンやらなんやらのおもちゃを手放すのとは何か違って、存在感があっただけに、「はい、これ。」と母に渡しながら、“思い出の詰まったアイテム”という認識に改めて気づき、ちょっぴり寂しい気持ちに。

先日の娘たちの運動会を見ながら、長女にとっては最後の小学校の運動会で、続いて次女も来年で最後、時折、保護者観覧区画で見かける未就園児のまだ小さな子供達の姿を見ては「懐かしい〜。◯◯もそういえばさ…」と我が子たちの懐かしい10年前の光景を思い出して、「もう戻ってこないからねぇ。」なんて主人と話していました。

12、3年前、育児に奮闘しながらレッスンライフと向き合っていた頃、子育て経験を終えていた生徒様数名の方々から口を揃えてかけていただいた言葉をいつの日もふとした時に思い出します。

今のその時間は、本当にかけがえのない時期ですよ。後になって気づく。終わってみると本当にあっという間だった、て。先生もきっと思う時がきますよ。

本当に。

しみじみそんなことを思いながら、

「いらっしゃいませ〜

お母さんはこれね♪。はい、ハンバーガーと〜ジュースと〜♪」

娘たちが小さかった頃の声が今にも聞こえてきそうな気持ちに。

キッチンセット。

あぁ、この感覚。

今レッスンで使っているシゲルカワイのグランドピアノを購入する時になんの迷いもなく、最初に両親から買ってもらったアップライトピアノを下取りに出して、トラックに積まれてゆく日の光景と一緒だなぁ、と思い出します。

あれは結果、後悔でもあったのですが。

今も自宅にあったらどんな音が鳴ってくれたのだろう、と。

そんなピアノとのお別れ当時に、調律師さんがかけてくださった言葉も蘇ります。

また綺麗にして、どこかで誰かの手に渡って鳴り響いてくれるでしょうね。

思い出の詰まったもの。

家具や楽器は、存在感があるだけに、手放す時に思い出がたくさん蘇ります。

その想い出を今度はまたこれからたくさんの遊びに出逢う小さな女の子へと預ける。

一つまた世代を繋げているようで喜ばしいこと、と思いたいです。

娘たちの成長にも感謝をして。

昨日のレッスンにて可愛くて心躍ったお土産をいただきました。

「先生、チャイコフスキーの年なんで♪」

可愛い。

これはこれは、発表会を無事に終えてからの一杯にとっておこうと思います。

ありがとうございます。

さて交流会も再来週となりました。

席を決めますか。

今日も素敵なピアノライフを!

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