草木花がどんどん成長中。
朝外に出てみるとどこからか花の香りがするこの季節はまた良いですね〜。
昨日、ブログに書いた、ピアニスト ブーニンの書の中で、日頃私も実感していたこと、そして生徒の皆様にも伝えていたことが綴られていて納得し、嬉しくなった言葉がありました。
糖尿病の合併症で壊死してしまった左足の一部分切除により、8cm短くなってしまった左足と向き合い、解決策を見つける中でのブーニンの言葉。
彼にとって左足は大きな意味を持っていた。
「ピアニストにとって、身体全体の重心を支えるために重要。身体を支える柱のようなもの。上半身の動きは左足の支えによって変わる。左足が基軸になる。鍵盤のどの音域を弾くかというのも左足が基軸。音量を操作するのも同じ。」
そうそう。
私もここ数年で、とくに関節の勉強をしたあたりから、左足の支えは実は大きい意味があることを感じていました。
左の低音域に右手を持っていくときも、逆に高音域にいくときも。
そして鳴りのいい重厚な和音の重なりを鳴らす時も。
生徒の皆様にも、ショパンやリストのような右手に連符が高音域へ駆け上がる時、またはハノンで低音域から始まる時、「もうすこし左足開きますか」と伝えることがあります。
わりと、皆様足を閉じています。
または、膝よりも後ろに引き下げてつま先だけで踏ん張っていたり。
踵までしっかりと地面につけて、それでも足に余計な力はかけず。
普段から肩幅に開いていた方が安定します。

昔あった丸椅子で3本足の回転式の椅子は今覚えば、安定感のない椅子だったはず。
そうするとこうしてつま先で体の軸を自然と支えていたかもしれませんよね。
そう思うとベンチタイプの椅子は、安定感や軸を求める上で必須なのかなと思います。
左足で鍵盤の上を華麗に動く両腕の動きをサポートする。
やっぱりピアノは指先だけではなく、様々な支えと軸あって弾かなくては、上達への道が狭まるんだなぁと私も実感中です。
そんなことを皆様に伝え学び合う日々。
「先生のおかげで、手の痛み、腕の痛みは軽くなった」という声を聴くことも増えました。
無理な動き、無理な力、無理な角度で、鍵盤と格闘していた日々。
私もそんな日々があったからこそよく分かります。
左足。
今日から皆様もぜひ意識してみてください。
そして「あ、この前レッスンで言われたなぁ」と思い出してくださった生徒の方々も改めて♬。
今日も素晴らしいレッスンライフとなりますように!

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